企業は平和を実現することができるのか

会社の成長とともに社員の成長、そして地域や社会への貢献も目指している企業経営者・事業家の方へ

作者別: 森本 菜都美 (2ページ / 2ページ)

鬼丸昌也はNPO活動だけやるべきか

今日は、

「なぜ鬼丸さんがNPO以外の塾やセミナーをやっているの?」
「なぜ経営者とともに対話を深めるの?」

というところをお話していきたいと思います。

 

いきなり私(森本)の経験の話になってしまうのですが・・・

私は、高校生くらいのときに、
初めて黒柳徹子さんの
『トットちゃんとトットちゃんたち』
という本を読んで、国際協力に興味を持ちました。

何に感動したのか、何に動かされたのか、
詳細はまったく憶えていません。

でも、黒柳徹子さんと、周りを取り囲む
アフリカの子どもたちの笑顔の写真や、

黒柳徹子さんが赤ちゃんを抱っこしている写真が
とても記憶にあります。

単純に、途上国の発展をサポートするようなことを
やりたいな、と思いました。

 

そして、大学へ進学し、学び、
就職活動、、、というときには、

「私には無理だな」

という気持ちに変わっていました。

特に大きなチャレンジと、決定的な挫折、
みたいなことはなかったのですが、
気づけば、日常に埋もれてしまったというか・・・

 

で、こんなふうに思っていたんです。

「平和とかって、政治とか国とか、そういう人が取り組むことでしょ」
「戦争って、領土とか宗教とか、そういうのが絡んでるんでしょ」
「戦争って、正直、遠い国で起こっていること」

「だから、私にはどうしようもない」

 

その一方で、どこか憶えていたというか、
意識していたんでしょうね。

社会人になって、ようやく自分でお金を稼いで
全部、自分で好きなようにできる!
と思ったときに、
毎月定額で寄付をスタートしました。

何かの本で、アメリカ人かどこかの国の誰かが
収入の低いときから、年収の10%は寄付をしていた
というのを読んで

まぁ10%は無理!だけど、
続けられるところまで続けよう。
と、団体が変わったり、複数になったり
金額が減ったり増えたりしながら、
10数年、続けています。

今、そのうちのひとつが、
テラ・ルネッサンスです。
(たまに聞かれるのですが、
私はテラ・ルネッサンスの職員ではありません^^)

 

鬼丸さんの講演を聴いて、
戦争の原因が私にもあることに気づき、

なるほど、原因が私にもあるならば、
私の行動が変われば結果が変わるかもしれない。

「平和って、政治や国や、
私の手が届かないような人がやることじゃなくて、
一人ひとりが取り組むことなんだ」

と思えたのです。

 

それまでは、寄付をすることって、偽善かな、
と思っているときもありました。

どこか、日本の中では、
お金を出して解決することが良しとされないというか、
力使ったり、無償奉仕、
つまりボランティアしてナンボでしょ、みたいな、
国際協力って、海外に行ってボランティアすることでしょ。
みたいな、そんな感覚があるような気がするのです。
(私だけの感覚かもしれませんが)

 

でも、ずっと寄付を続ける中で
私自身はこう思っています。

私は、アフリカとか遠い国に行くことはできないし、
例えば、地雷除去とか、専門スキルを持っているわけではない。

なーんの力も持たない私が、
僅かだけれどお金を託して、
代わりに平和への活動をしてもらっている。

 

またその一方で、寄付というものを
神聖に扱いすぎているのも感じるというか・・・

ちょっと語弊があるかもしれないのですが・・・

寄付しているから偉いわけでもないし、
一概に平和に貢献しているとはいえないと思っています。

寄付さえすればいい、
寄付をするだけで、平和への貢献をしているから、
あとは、NPOにお任せ!というのも、
私はちょっと違うな、と思っているのです。

 

例えば、日本人は預金が好きな傾向にありますが、
自分が銀行に預けたお金がどのように使われているか、
までは意識されているでしょうか。

もし、銀行が、軍需産業に携わる企業に
多額の融資を行っていたら。

例えば、いくら地雷を除去したって、
企業がどんどん製造して、どんどん埋められたら・・

いくら毎月寄付をしたって、
個人の寄付額なんて知れている、
問題の解決にならないのは明白です。

ちょっと余談ですが、私自身、軍需産業というと、
兵器や銃器などを思いついていたのですが、
軍隊で需要があるものを製造販売していることで、
正確には、兵器などに留まらず、
軍服や軍隊が日常業務で使うような
燃料や食料、資材なども含まれます。

そこらへんの詳細は、
私は専門家ではないので、
「軍需産業 金融機関」などで検索してみてください。

また、テラ・ルネッサンスが開催している講演などに
ご参加いただいて、知っていただけたらいいかと思うのですが、

つまり、ここで私が言いたいことは

私の行動すべてが、未来が平和かどうかの
一因を担っている。

じゃあ一人ひとりの行動ってなんなのか、
というところです。

 

マザー・テレサの言葉で
こんな言葉があります。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

これは、すべては思考から始まる、
ということだと思うのです。

一人ひとりの行動とは、
つまり、一人ひとりの思考である。

 

じゃあ思考はどこから来るのか?
どうやって形成されるのか?

 

それは、自分の知らない様々な知識を得たり、
自分の見ていない角度からの意見に耳を傾けたり、
自分と違う考えの人に立場を寄り添わせてみたり、

そこから改めて、自分自身を振り返って、
自分の意見に立ち返ってみること。

そうやって形成されていくのではないでしょうか。

 

平和も、一人ひとりの思考から。

だから、一人ひとりが考えることを、
そして、意見を交わし合える場を設けています。

鬼丸さんに、NPOに、国に、外交に・・
周りに平和を任せているだけではいけないんだと
私は思います。

 

そして、鬼丸さんは
NPO活動を通して、平和を実現するために生きています。

このプロジェクトでの活動もまた、
平和を実現するために、行っています。

ゴールはあくまで「平和」です。

東京1期リーダーシップ塾、無事終了しました(^^)

おかげさまで『偉人から学ぶリーダーシップ塾』東京第1期、
無事に全5回を終了しました。

大阪の第1期に続き、東京での開催も、
ステキな方々にご参加いただき、
とても対話の深い時間を過ごすことができました。

心から本当に、感謝です・・!

今回は、明治、大正期を生きた思想家である
内村鑑三の書いた『代表的日本人』という本をテーマに

一人ひとりの内なる自己に向き合い、
「無私」とは何か、
自らを導き、人を導くとはどういうことか、
・・・などなど

深く探求しました。

今回、東京1期としてご一緒したみなさまは、
本当に思慮深く、

ときには、ひとりの発言から
発想や考えが膨らみ、対話がどんどん発展して、

「すべてAI(人工知能)で育てられたとき、
どのように感情が育つのか?感情は育つのか?」

「人はどのように自己を認識するのか?」

といった、答えのあるような、ないような
問いが、誰からか生まれ、共有し、
それぞれの考えを聞くことで、
さらなる、自分の考えが広がる・・・

そんな回もありました。

そのときのご感想は、ご参加の方から、
「近年稀にみる、芳醇な時間だった」
とおっしゃっていただき、

「芳醇な時間」という響きが
とても素敵だな〜、ぴったりだな〜!
と思ったものです。

そもそも、なぜこのような、
経営者の方向けに
『偉人から学ぶリーダーシップ塾』を開催しているか。

理由をなんとなく、感じてくださっている方も
いらっしゃるかもしれませんし、

鬼丸さんって、NPOをやっている人じゃないの?
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

目的を「平和の実現」としていることは、
どちらも変わりがありません。

そして、平和の実現には、
道のりはひとつではないと考えています。

そして、私はこうも思います。

平和への道を、NPOだけに任せる、
国に任せる、政治家に任せる。
それでは不十分。

個人が取り組むこと。
そして同様に、企業が取り組むこと。

一人ひとりが、NPOを応援するという枠を超えて
自分の人生や生活の一部として、
平和に取り組むことができたら、
実現への道が近くなると信じています。

そして、個人一人ひとりが変容するとともに、
やっぱり、企業が変容することも
とても重要だと思うのです。

その部分を、経営者の方々と
考えを共有したり、思いを磨きあったりして
よりよい世界の実現、平和への実現を目指しています。

今回、ご参加いただいた方から、
こんな嬉しいご感想をいただきました・・!
———–
【東京一期】偉人から学ぶリーダーシップ塾 全5回が修了しました。
今期は内村鑑三の著書「代表的日本人」をもとに、
日蓮から西郷隆盛までの歴史上の偉人から、
多くの気付きと学びを得ました。

変化が激しく、マネジメントから
リーダーシップの時代へと移り変わる今、
揺るぎない自分軸を培う上でとても役に立ち、
これまでにない行動変容が起こりました。

鬼丸 昌也さんの語り口も引き込まれてしまう面白さ。
ありがとうございました!
(40代・経営者)
———–

第2期までは、対話を深められるように、
少人数で開催しようと思っています。

第3期以降はもしかしたら、
ご参加いただける人数を増やすかもしれません。

東京2期は4月から、
大阪2期は7月からの開催です(^^)

詳細はこちら。
※東京2期の早割は【3/20(月)まで】となっています。

鬼丸昌也とともに、
芳醇な時間を過ごしたい、と思っていただけたら、
ぜひご参加ください(^^)

ご不明点やご質問がある方は
お気軽にお問い合わせください。

新しいプロジェクトを進めています。

テラ・ルネッサンスの活動の中で、
鬼丸さんは常日頃から、

「私たちは微力かもしれないけれど、無力ではない」

ということをおっしゃっています。

私たちの行動ひとつひとつが、
平和に貢献する道、平和を実現する道につながるのだと。

 

しかし、その一方で、現在進行形で
戦争がなくなっていない現状があることも、
私たちは知っています。

例えば、2011年に始まったシリアの「内戦」。
「内戦」という名称ですが、他国も巻き込んで国際化し、
国外からも武器が流入し、泥沼化し、
今なお継続しています。

20万とも50万人とも推計される方が命を落としています。

シリアの人口は約2000万人。
そのうち、約410万人が国外へ逃れ、
約760万人が国内で避難生活を送っているとされています。

 

でも、私たちは、専門家でもない限り、
毎日その情報を目にするわけではありません。
毎日「今日もシリアで内戦が・・」などと
意識をして生きているわけではありません。

「毎日意識すべきだ」と言いたいのではありません。

 

ここで考えたいのは、

「平和のためには、特別なことをすべきか」
「平和について、行動をすることは、特別なことなのか?」

ということです。

 

例えば、身近で言うと、ダイエットも同じだと思うのです。

ダイエットの成功の秘訣は、
日常生活に絡ませること。

わざわざジムに行くとか、わざわざ走るとか、
日常と別の行動をとろうとすると継続をしない。
継続しないと、効果が現れない。

だからこそ、通勤の中でひと駅先まで歩くとか
電車の中でできるエクササイズとか、
テレビを見ながらできる、とか、
そういうのが流行るし、継続しやすい。

平和も、ダイエットと同様に、
日常に取り込むことが、成功の秘訣、
いえ、必要不可欠なことだと思うのです。

 

私の、ささやかな経験ですが・・

大手企業に勤めていた頃、
売上か利益か、数億か十数億かを達成した御祝いで、
(すべてがうろ覚えですが)
全国から全社員が集まる機会がありました。

そのとき、こんなことを思っていました。

私の仕事の中で、
目の前のお客様、注文をしてくださるお客様に
貢献している、という視点は分かる。

そして、私自身が、目の前の同僚に貢献している、
貢献しようとしているのは分かっている。

だけど、この会社が大きくなることで、
その先ってどうなっていくんだろう?

この会社は、どこへ向かっているんだろう?
どこへ、舵を切られているのか?

何を成し遂げようとしてるんだろう?

もちろん、会社が売上を上げてくれるおかげで、
給料をもらい、生活ができていたので、
それはありがたかったのですが・・・

 

また別の会社でお仕事をしていたときです。
こんな矛盾を抱えていました。

自分の時間を使って、会社で仕事をしている。

その会社で行っていた事業の中で、
お客様に商品を買っていただき、
成功し、幸せになっている人もいる。

一方で、不幸とまではいかなくても、
ジプシーというか、人生の迷子になっている人もいる。

この事業を広げていくことは、
本当に、一人ひとりの幸せにつながるのだろうか?

本当に、これを広げて良いのだろうか?

本当に、この商品を、一人でも多くの方に買っていただくことが
良いことなのだろうか?

私はこの仕事に、加担していいのだろうか?

もちろん、無理に買わせることはしていません。
商品を購入することは自己責任でもあるとは思っています。

すべての人を、完璧に幸せにできる、
そんな商品しか売るべきではない、とも思いません。

 

でも、そのプロセスを経験したことで、私は、

ひとりでも多くの人に、知ってもらう、
手にしてもらう、
そのことで、絶対に幸せになる人が増える!
そう自分自身が思える活動だけやろう。

と決意しました。

私の力、時間、人生をつかうこと

一人でも多くの人の幸せにつながること

であろう、と。

 

これは、私だけ、私独特の欲望とか、
望みであるというよりは、
多くの人が持っている望みだと思います。
(明確に、聞いて回ったわけではないですが)

私は独立して、ひとりで自由に生きていますが、
でも、みながみな、独立すればいいじゃん、
ってことではないと思います。

企業の中で生きることもまた、大切なことです。

 

とするならば、企業自体が、どこへ向かうのか?
企業自体が、どう平和に貢献できるのか。

それを、企業と、経営者とともに考えることは
とても重要であると思ったのです。

 

(正しい、間違っている、とは、
一概に言えないかもしれませんが)
会社自体が、正しい道を歩んでくれていたら、
その中で仕事をする人は、
日々、平和に貢献する活動ができている、ということです。

そして、鬼丸さんの講演を一度でも聞いたことがある方にとっては、
私たちの消費活動が、戦争に加担している可能性があることを
ご存知だと思います。

だからこそ、ひとつひとつの消費に、
意識を向けることが、平和への道につながる、と。

そもそも、企業が、戦争には加担しない、
平和へ貢献することを目指しながら、
本業を実践することができれば。

 

じゃあ、平和の実現に貢献をする企業とは、
いったいどんな企業なのか。

本当に企業は平和に貢献することができるのか。

企業は平和を担えるのか。

 

すごく極端に言うと、
企業が平和に貢献しようと努力しない限り、
平和の実現が近づくことはない、
とも言えるのではないでしょうか。

 

私たちは、経済活動の中で生きています。
資本主義経済の中で生きています。

この資本主義経済も、いろいろほころびが出てきていたり、
不協和音が聞かれます。

新しい資本主義を見出そうという流れも
たくさん見ます。

 

企業とともに、経営者の方々とともに、
これからの未来に向かって、
資本主義という枠組みの中で、
平和に貢献することを実現することを目指す。

企業全体の視点、企業自体の方向性、という視点と、
企業を構成する、私たち一人ひとりの視点と。

その両方が必要なのではないか。

 

そんなことを、考えています。

まだまだ、文章がまとまらず、雑多ですが・・・

ちょっとずつ、新しい取り組みについて、
考えについて、公開していけたら、と思っています。

平和をつくりだす

2015年からスタートした、
鬼丸昌也リーダーシップ・プロジェクト。

開催結果も上手にお伝えできておりませんが(^^;
実は、地味に、毎月セミナーを開催したり、

中小企業経営者様とともに、
すばらしい経営をされている企業様へ訪問をして、
会社見学や講演を聴かせていただいたり、

大阪では7月から、東京では今月から、
「偉人から学ぶリーダーシップ塾」を開催しています。

単発のセミナーでは、
「NPO活動、平和活動について聞けるのかと思っていた!」
という方もいらっしゃいます。

でも・・・・

決して、この活動は、平和を目指す活動とかけ離れているわけではないんです。
むしろ、平和の実現を加速させるものなんです。

そのことを、少しお話をしていただきました。

●なぜ鬼丸昌也が、NPOの活動を越えて、リーダーシップ・プロジェクトに取り組んでいるのか
●平和は理想論か?私たちが考えるべき「現実」とは
●「平和」と「経済」

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鬼丸昌也リーダーシップ・プロジェクト
森本菜都美

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