「Business For Peace実践会」が目指すこと

事業を通じて、世界や社会の課題を解決し、平和と、関わるすべての人の幸福に貢献します。自社が取り組むべき関心事項を自ら設定し、本業を通じて解決を図り、一人ひとりの幸福から導かれる平和を目指す、企業の在り方を探求し続け、その結果として、国際社会全体に影響をもたらす事業家を増やし、連携し、企業としての役割を構築します。

さらに、その事業家の輪を広げ、事業家同士が連携することで、それぞれの事業の発展及び、課題の解決、持続可能な社会の実現を目指します。

企業が平和を実現するための3つのポイント

1)事業を通じて世界の課題を解決すること
2)事業に関わるすべての人の幸福に貢献すること
3)未来からの視点においても、問題が起こらない、予防を含む事業を展開すること

1)事業を通じて、世界や社会の課題を解決する

世界や社会の問題を解決するにあたって、NPOと企業の垣根はどんどんなくなってきています。例えば、海外企業の事例ですが(・・・)といったように、企業が社会課題を解決する時代になっています。

2)関わるすべての人の幸福に貢献する

さらに、その事業に関わるすべての人において幸福が実現されなければ、それは、問題を解決しながら、新たな問題や課題を引き起こしているとも言えるのではないでしょうか。活動によって、直接的に、もしくは間接的に影響を受ける人々や団体すべての人の幸福に貢献します。

2009年、世界同時金融危機のさなかに行われた世界経済フォーラムにおいて、スイスの経済学者であるクラウス・シュワブとイギリスの元首相であるトニー・ブレアの両者が、『貪欲な資本主義』の時代は終わったと断言、そしてわれわれは今、『ステークホルダー資本主義』の時代に乗り出したのだ、と語ったそうです。

ステークホルダーとは、企業の活動によって直接的に、もしくは間接的に影響を受ける人々や団体など利害関係者のことを指します。

ステークホルダー理論の創設者、E.フリーマンは1984年の著書で、一部のステークホルダーだけをもてはやすのではなく、事業に事業に関係するすべてのステークホルダーや支持者の幸福をともに最適化する方法を習得する重要性を問いています。

つまり、経営戦略論として、ステークホルダー、つまり関わるすべての人の幸福を追求する有用性について言及していますが、つまり、事業家こそ、あらゆる人の幸福を実現しうる存在であると言い換えることができるのではないでしょうか。

3)未来からの視点においても、問題が起こらない、予防を含む事業を展開すること

また、今、現時点において、問題を解決したとしても、未来の時点に立ったとき、問題が再発する、もしくは新たな問題が起こりうるのであれば、それは問題を先送りにしたに過ぎません。

「すべての人」とは、未来におけるすべての人をも含みます。

大切なことは、未来からのバックキャスティング、つまり、複数ありうる世界の中から、自分を含め、あらゆる人にとって「ありたい世界」「あるべき社会」を見据え、それを実現するために、今なすべきことを考え、分析し、具体的に実行することです。

なお、今、この瞬間において「関わるすべての人にとっての幸福」は実現可能か、というと、現実的には不可能なこともあるでしょう。

しかし、そこでも大切なことは、この未来からの視点です。一部の人にとっては、今、目先の幸福が優先されていないように見えることも、未来から見て幸福につながることであれば必要なプロセスだと言えます。

これら3つのポイントが、共通価値を生み出す、つまり企業として生き残るために必要なポイントではないでしょうか。

教育、経済活動、社会課題解決の3つに取り組む

実践会の中では、教育(人材育成)、経済活動、社会課題の解決という3つのポイントで学びを深め、実践を重ねます。

なお、ここにおける社会課題とは、地域社会や、国内における課題、ひいては、世界規模における環境問題や、貧困、戦争に関する問題など、そのエリアの大きさを問いません。

しかしながら、この概念は明確なものが定義付けられているわけではありません。

大きく激動する世の中で、持続可能な社会、平和な社会を実現しながら、企業としての存続をかけて、事業家として新しい道を、ともに模索する仲間とともに歩みたいと思っています。

私たちが大切にすること

私たちが大切にしていることは、課題に対し「自ら」取り組み、「自ら」解決をすることです。この「自ら」という視点こそ、よりよい社会の実現のために必要不可欠なことだと確信しています。
また、この実践会は、平和を構築するという、企業の新しい在り方を模索するものです。一方的に学びを得るというものではありません。

よって、以下を大切にします。

1)自由自在に視点をもち、ときに俯瞰、ときに集中して物事を把握します

私たちが解決すべき課題は、そのスケールに関わらず、地球規模なものも、地域社会にも存在します。ときに大きな視点で世界全体を俯瞰し、ときに細部を見つめて、物事の真実を見極めます。

2)他者理解

事業に直接的、さらには間接的に関わる人すべての人の幸福を追求するためには、あらゆる人、立場の人を理解する必要があります。主観的な幸福を押し付けることなく、相手にとって、本当の意味での幸福を追求すべく、他者理解に努めます。

3)考え、議論し、実践し、フィードバックし合う

この研究会では、新しい資本主義である幸福資本主義を模索し、追求することを目的としています。この概念には、現時点で明確な正解があるわけではありません。
講師のもと、視点を広げ、知識を深める講義形式もありますが、ただただ専門家から知識を学ぶような、勉強会でも研修会でもありません。
あくまで、参加者一人ひとりが「考え、議論し、実践し、フィードバックを受ける」ことに重きをおいています。

よって、自ら考え、仲間とともに積極的に議論をし、出てきた仮説をもとに実践し、互いにフィードバックし合うことを大切にします。

このような事業家の輪が広がることで、未来に続く、真の平和な社会を実現しうると考えます。

専門家とともに、議論を深めます

事業を通じて、平和を実現する企業を実現するために、「平和」「リーダーシップ」「経済」の3分野における専門家を外部講師としてお呼びして、研究と実践を深めます。

➤次回の開催は2017年6月スタートです。
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